中国合宿2016冬のご報告

2016年の年の瀬、12月25日から31日までの6泊7日の強化合宿のために中国に行ってまいりました。
朝から晩までの練習で全員クタクタになりながらも頑張りました。

朝起きると休む間もなく朝食バイキング。バイキングというと日本人は洋食のバイキングを想像しがちですが中華料理のバイキングです。レストラン内が何気に寒い・・
私もよく中国には来ますが、そこもこんな感じの朝食で朝は寒いので、こういう文化かもしれません。)

朝食を終えるとすぐに体育館へ移動。ホテルの隣が体育館です。
ただ、体育館が大きいので外を歩く時間は10分くらい。
外はマイナス10度だと聞いてましたがあまり寒くなかったです。慣れかな。

体育館内は卓球台だらけ。1階に32台。3階に32台。
日本国内はどこを探してもこれほどの卓球施設はないでしょうね・・。
さすが卓球帝国中国です。

ここの体育館のコーチはオリンピック出場経験がずらり。
中でも世界大会金メダル保持者が8名と恐ろしい顔ぶれです。

練習前は朝礼から開始します。
何を言ってるのかはわかりませんが、多分練習のメニューの流れと主旨だと思います。
彼女たちは2軍の子たちです。
1軍、2軍、3軍があり1軍でも成績のいい子はナショナルチームへ抜擢されます。
負けると後の無いと思う環境で育っています。

みんなで準備体操。
広いので全速力で走れます。

ウオーミングアップ中。
壁には使命感、責任感、存在感と書かれています。
卓球をすることは責任と使命が伴うということでしょうか。
なんとも恐ろしい国です。

基本的に練習は生徒同士で行われます。
日本みたいに先生が球出ししてくれることは殆どないそうです。
時々、先生が球出ししてくれる時があるそうですが、その時は皆、大喜びでその一球一球を噛み締めて練習するそうです。

球入れは大きな洗面器に。
練習場が広いので球拾いも大変。

世界チャンピオン王さんに丁寧にドライブを教えてもらいました。光栄〜。

お昼はホテルに帰って食事。
男子は肉、女子は野菜ばっかり食べる偏食。

一旦部屋に戻って少し休憩。昼寝できればいいけど昼寝の習慣がないので眠れません。
小休憩にてリフレッシュして、さあ午後の練習に出発!

中国の子の来ている服に「JAPAN伊藤」と書いてありますが、美誠ちゃんの事でしょうか。
美誠ちゃんは中国でも人気あるんですね。
練習は基本子供同士。このビデオ内の子は2軍の子です。
1軍の子とも練習しましたが、もっと雰囲気が厳しくてみんな集中力のある感じです。
残念ながら1軍の子との練習はビデオに収めれていませんが・・。

合宿の一日の流れは大体こんな感じです。
羽佳先生の親しい団体が北京、瀋陽、山東省の3つの都市にあるそうですが、 今回は瀋陽での合宿になりました。
次回の合宿は山東省になるかもしれません。
今回は、まだ卓球を初めて一年満たない子や8歳の子も中国合宿に参加しましたが、全ての参加者が実感しています。
中国の練習の雰囲気を肌で感じることができるのもいい経験ですし、
そして何より世界チャンピオンが丁寧にサーブを教えてくれたり、フォームを矯正してくれたりと、大変貴重な経験ができました。
羽佳卓球倶楽部に所属していればどなたでも参加可能です!